小児慢性疲労症候群の原因と治療方法

小児慢性疲労症候群は、疲労や疲労感を主症状として睡眠障害、疼痛、自律神経障害・神経内分泌症状、免疫症状、認知症状、その他様々な不定愁訴を訴え、日常生活の質が低下する病気です。





小児慢性疲労症候群は子供がかかる病気として国際的にも認知されています。

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小児慢性疲労症候群と大人の慢性疲労症候群の違い


小児慢性疲労症候群は小児期にかかる慢性疲労症候群で、大人の成人型慢性疲労症候群と区別する意味で名付けられました。


ただし症状に関しては、小児慢性疲労症候群と成人型慢性疲労症候群の大きな違いはないようです。


休息によって回復する『慢性疲労』と休息に加えてその他の治療も必要とする『慢性疲労症候群』は根本的に異なり、小児慢性疲労症候群もただ単に「休めば治る」というものではありません。


もちろん成人型慢性疲労症候群と同様、「甘え」ではありません。

小児慢性疲労症候群の発症原因


小児慢性疲労症候群を発症する原因は複数の項目に渡ります。

『過剰なストレスがかかり続けること』
『十分な休息がなされないこと』
『回復力を妨げる行為』

この三つは密接に関係しており、現代の子供たちは上記の要因が循環する負のスパイラルに陥っています。

ストレス対処が続く・・・
人はストレスがかかるとそのストレスに対処すべく脳や精神が活発に働きます。


この行為はどの生物にも備わっているものですが、ストレス対処の行為が断続的に継続すると脳や心は疲弊します。


例:人間関係、プレッシャー、義務感、自己犠牲、完璧主義やそれに伴う社会の環境など

休まらない・・・
本来であれば睡眠やリラックスすることで体は休息しリフレッシュするのですが、現代の日本ではその機会が失われつつあります。


例:遅い就寝、短い睡眠時間、テレビやパソコンやスマホによるブルーライトの刺激、体を動かさないことによる血流循環不足など

回復力がついていかない・・・
回復力が高ければ重い小児慢性疲労症候群になる可能性も低いのですが、最近の子供たちは体の中から回復力を妨げる行為を本当に多く行っています。しかも無意識に。


例:甘い物の摂取、偏った栄養、運動不足による体内活性の低下など

小児慢性疲労症候群と脳の関係


小児慢性疲労症候群になると、脳内でのストレスも増加します。


理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センターは、《二つの作業を同時並行で行う際の脳の活動で、右脳と左脳が過剰に活性化している》ということを突き止めました。


本来であればそこまで過剰に脳を使う必要もない作業でも、小児慢性疲労症候群になると使う必要のない脳の領域も活性化してしまうというのです。


つまり、余計な脳のエネルギーを使ってしまうのが小児慢性疲労症候群というわけです。


実はこれ、大人の成人型慢性疲労症候群も同じだと言われています。


ただ、慢性疲労症候群は脳の過剰なエネルギー消費だけにあるわけではなく、ストレスを和らげるホルモンを生成する『副腎』が疲労する、《副腎疲労症候群》も大きく関係していることは間違いありません。

小児慢性疲労症候群の治療

小児慢性疲労症候群の治療は、原因となっている

『過剰なストレスがかかり続けること』
『十分な休息がなされないこと』
『回復力を妨げる行為』

の3つの側面を総合的に改善していくことで治ります。


これに加え、自己評価の低い子供や自分に厳しい子供の持っている「思考の癖」を改善することも必要になります。


それとともに、そういった環境を作った家族が持っている「家族の思考の癖や、家族の常識」も改善する必要があります。


病院で指導を受けることも大事ですが、「薬で治そう!」という治療だけでなく、東洋医学からみた治療が小児慢性疲労症候群の回復には効果が高いと思われます。


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