声のクローン ボイスバンクプロジェクトとは 夢の扉

ボイスバンクプロジェクトとは声のクローンを作る技術プロジェクトです。





国立情報学研究所の山岸順一さんらが立ち上げたプロジェクトで、失った声または失いつつある声のクローンを低価格で作るというプロジェクトです。

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声のクローンを作る理由


『声』について不自由なく発声している間はそれほど意識はないかもしれませんが、もともと存在していた自分の声が徐々に出なくなり、いずれなくなるとしたら・・・?


人の記憶に自分の『容姿』ははっきりと残すことはできますが、『声』を残し続けるのはなかなか難しいものです。


全身の筋肉が急速に衰えていく難病「ALS」という病気は、喉の筋肉の衰えから発声が難しくなります。


発声が難しくなると、意思伝達装置というもので自分の意思を音声で伝えるという方法があるのですが、意思伝達装置は機械的な声であり自分の声ではありません。


もし声のクローンを作ることができ、意思伝達装置に自分の声のクローンを組み込むことができたなら、自分の意思を自分の声で他人に伝えることができるようになります。


声は自分のアイデンティティーです。

ボイスバンクプロジェクトとは?


夢の扉で紹介されていたボイスバンクプロジェクトとは、声のクローンを作るために必要な『平均声』を集めるために重要なプロジェクトです。


声のクローンを作るとき、平均声を元にして依頼者の声をつくり上げるため、依頼者の声の情報を集めるのに10分程度の録音で済みます。


10分程度の録音で、その人の声をほぼ無限に作成できるのですから、これは画期的な技術といえます。

平均声
様々な人の声を集めて平均となる声を作ります。


年代、性別はもとより、国、地域、方言など、声には人や地域独特の言い回しなどがあります。


地域ごと、年代ごとなどに多くのサンプルとなる声を集めて作った声が『平均声』なのです。


母音を発音する際の口の中の発音位置なども平均声に組み込むことで、さらに依頼者本人の声のクローンに近づけることができます。

安価に簡単に声のクローンが作れる!

ボイスバンクプロジェクトによって集められた『平均声』がなければ、依頼者は何十時間何百時間と声のサンプルを集めるために録音しなければなりません。


健康な人であれば問題はないかもしれませんが、ALSの方などは短い言葉を発声するのにも非常に体力を使うのに、何百時間の録音というのはまず不可能です。


ボイスバンクプロジェクトがあれば、依頼者本人の声のデータは少なくて済みますし、『平均声』という声の模型があるため、声のクローンを作成するためのお金もこれまでより安くて済むのです。

『声のクローン ボイスバンクプロジェクトとは 夢の扉』のまとめ

夢の扉で紹介された声のクローン、ボイスバンクプロジェクト。


自分の声が失われつつある中で、声を失った後も自分の声で意思を伝えることができるというのは、どれほど心強いでしょうか。


夢の扉に出演された山岸順一さんのこのプロジェクトは、本当に素晴らしいと思います。


ボイスバンクプロジェクトのサンプル集めがもし近くであれば、私も参加したいと思います。


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