【シアン化ナトリウム】とは?シアン化物の毒性!

シアン化ナトリウムとはシアン化物の一種で、工業用として幅広く使われている化学物質です。





しかし強力な毒性を持つため、保存や保管には厳重な注意が必要とされています。


中国の天津で発生した大規模な爆発では、大量のシアン化ナトリウムが爆発によって広範囲に広がりました。

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シアン化ナトリウムの毒性

シアン化物の危険性
青酸カリという名前を知っている方も多いと思いますが、これもシアン化物の一種です。


青酸カリの正式名称はシアン化カリウム。


シアン化ナトリウムやシアン化カリウムなどのシアン化物質は、酸性の物質と結合することでガスを発生します。


このガスを少量でも吸い込むと死に至るほどの毒性を持っています。


もちろんシアン化ナトリウム自体にも強い毒性があります。シアン化ナトリウムの毒性は青酸カリとほとんど変わりません。

シアン化ナトリウムによる中毒症状


シアン化ナトリウムを摂取すると様々な中毒症状が起こります。

軽度のシアン中毒
頭痛
めまい
嘔吐
顔面紅潮
呼吸器異常
頻脈
などの症状が見られます。

重度のシアン中毒
血圧低下
呼吸困難
けいれん
意識障害
心房細動
などの症状が見られます。



シアン化ナトリウムを含むシアン化物は、体内に入ると血液中の細胞の呼吸を阻害し細胞死を促進させるため、体に様々な症状が現れます。


細胞が酸素を使うことができなくなるため、体の各組織は機能が低下し、脳に深刻なダメージを与えます。

中国の天津で起こった爆発事故


中国の天津で起こった爆発事故では、このシアン化ナトリウムが爆発によって広範囲に拡大しました。


シアン化物は少量でも吸い込むと危険で、素早い治療が必要なのですが、中国の天津の爆発事故は範囲が広すぎるため十分な治療が行き渡っていません。


シアン中毒は後遺症として脳障害やパーキンソン病を発症することもあるため、今回の天津の爆発事故による被害者は十分な補償が必要になります。


なお、天津で起こった爆発が大規模になった原因は、水をかけると化学反応を起こし爆発をする化学物質があることを知らずに、消防士が水をかけたことによると見られています。

『【シアン化ナトリウム】とは?シアン化物の毒性!』のまとめ

シアン化ナトリウムの危険性
シアン化ナトリウムは青酸カリとほとんど変わらない毒性を持っています。


そのまま体内に摂取しても少量で中毒症状を発症しますし、酸性の物質と化学反応を起こすと毒性の強い青酸ガスとしてさらに広範囲に広がるために非常に危険です。


また、シアン化物は皮膚からも吸収されるため、取り扱いには厳重な取り決めがされています。


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