花粉症皮膚炎とは、花粉が原因で起こる皮膚の炎症です。皮膚がチクチクするのと同時に痒みもあるのが特徴。
男性よりも女性がなりやすく、あさイチに出演されていた皮膚科の先生によると、花粉症皮膚炎は男性1:女性12くらいの割合で女性がなりやすいと言っていました。
花粉症皮膚炎の原因
皮膚にはバリア機能があります。
このバリア機能が正常だと皮膚から花粉が進入することはありませんが、乾燥や摩擦などが原因となってバリア機能が弱くなった時、皮膚から花粉が体内に侵入。
もとから花粉にアレルギーを持っている方は、この花粉が皮膚から進入することで皮膚が炎症をおこすようになります。
これが花粉症皮膚炎の原因です
花粉症皮膚炎になりやすい人
元から花粉にアレルギーを持っている方は花粉症皮膚炎になりやすいです。
さらに、洗顔を良くする方もなりやすいです。何故かと言うと、肌のバリア機能(水分量や脂質量)を洗顔によって落としてしまうから。
女性に花粉症皮膚炎が圧倒的に多いのは、化粧や洗顔をよく行うからです。
花粉症皮膚炎の対策
花粉症皮膚炎の対策方法は肌のバリアを保つこと。これに尽きます。
皮膚から花粉が侵入しなければ花粉症皮膚炎を起こしにくいのですから、バリア機能を保つように気をつける必要があります。
花粉症皮膚炎対策その一
クレンジングを見直す
クレンジング剤を落とすために何度も水ですすぐ人がいますが、これはNG。三回ほどのすすぎで落とすようにしましょう。
あさイチでは「少しくらいクレンジングが残っていても問題ない」みたいなことを言っていました。
・・・でもこれって花粉症皮膚炎は防げても、別の肌荒れの原因になっちゃいそうな気がします。
まぁすすぎのしやすい、落としやすいクレンジング剤を使うのが良いってことでしょう。
どのみち次に洗顔の行程がありますから、そちらでクレンジングの残りを洗い流しちゃいましょう。
花粉症皮膚炎対策その二
洗顔を見直す
洗いすぎ、すすぎ過ぎがよくありません。特に泡たっぷりで顔を洗うと肌のバリア機能が損なわれやすくなります。
すすぎ三回で落とせるように泡を少なくし、こすり洗いを避けるようにしましょう。
花粉症皮膚炎の原因と対策のまとめ
花粉症皮膚炎にならないためには、肌のバリア機能を高めることが一番大事です。
女性は特に化粧をするため肌にダメージを与えることが多く、洗顔を丁寧にされる方が多いので気をつけてください。
花粉症皮膚炎にならないよう、もう一度クレンジングの仕方と洗顔の仕方を見なおしてみるのも良いと思います。