「冷え性の原因は肩甲骨にある!」と話すのは医師の小林暁子先生です。
土曜日朝の情報番組サタデープラスで、冷え性改善の方法として小林暁子先生は「肩甲骨周りを改善することが冷え性に繋がる。」と紹介していました。
なぜ肩甲骨が冷え性に関係するのか。また改善方法などについてまとめました。
肩甲骨と冷え性の関係
現代人はスマホやパソコンを使用することが多くなり、その結果肩甲骨を動かす動作が極端に少なくなっています。
肩甲骨には大きな筋肉がたくさんつながっている場所なのですが、肩甲骨を動かさないと筋肉が凝り固まってしまい、血流が悪くなってしまいます。
血流が滞ると手足などの末端に血液が行き届かなくなり、その結果、冷えを感じる『冷え性』になってしまうのだそうです。
あなたの肩甲骨は大丈夫?チェック方法!
それではあなたの肩甲骨が固まっていないかどうか、サタデープラスで行っていた方法であなたもチェックしてみてください。
- 背筋を伸ばして立ち、体の前で両手の手のひらと肘を合わせる。
- その状態のまま手を上にスライドさせて肘をあごの高さまで持ち上げましょう!
肘をくっつけた状態であごの高さまで持ち上げられない方は肩甲骨が固まっている証拠です。
実際肩甲骨がやわらかい方は肘をくっつけたまま鼻の高さまで持ち上げることができます。
肩甲骨周りの筋肉をほぐす方法
肩を普通にグルグルまわしても肩甲骨周りの筋肉はほぐれません。肩関節を中心に腕が回るだけだからです。
ではどのようにして肩甲骨周りに効かせる。ポイントは手首の使い方にあります。
手首を軸にすることで簡単に肩甲骨周りの筋肉に効かせることができます。
サタデープラスで紹介されていた肩甲骨周りの筋肉をほぐす方法を紹介します。
- 腕を前に伸ばし手首を重ねるようにクロスさせる。
- その状態をキープしたまま肩をまわします。
肘はできるだけ曲げないようにしましょう。(ちょっとぐらい曲がるのはOKです)
手首をクロスさせることで視点ができるため、軸が決まってしっかり肩甲骨が回せるようになるのです。
私はこの肩甲骨まわしを行う時、少し高さを変えながら行っています。そうすることで、肩甲骨のいろんな箇所に効く感じがするからです。
1回1分を一日三回毎日行いましょう!
『肩甲骨まわしで冷え性を解決!【サタデープラス】』のまとめ
サタデープラスで紹介されていた肩甲骨まわし。私は以前からこの方法をしていたのですが、毎日行うようになってから冷えだけでなく肩こりや首こりも改善されました。
特にひどかった首こりが改善したのはかなりうれしかったです。
肩甲骨周りの筋肉が硬い方は、最初のうちはしんどく感じるかもしれません。
その場合は時間を短くするなどして調整してください(20秒~30秒×一日5回など)。そのうち1分間できるようになります。
毎日続けていれば体の調子もきっと改善していくことでしょう。