光線過敏症とは太陽光の紫外線に過敏に反応してしまう症状です。あさイチでも紹介されていました。
光線過敏症は男性よりも女性に多く見られる症状です。光線過敏症の症状や対策、治し方について紹介します。
光線過敏症の症状
光線過敏症になるとピリピリチクチクするような痛みや痒みが出ます。さらに赤みや水ぶくれのような症状も出ます。
体験した方はわかると思いますが、このチクチクピリピリの痛みは結構辛いです。
一度光線過敏症の症状が出ると、太陽光を避けてもしばらく症状が続きます。
光線過敏症になる原因は大きく分けて2つあります。
光線過敏症の原因【メラニン不足】
光線過敏症になる原因は、強い紫外線を急に浴びることにあります。
通常、体は紫外線を浴びたとき皮膚の中のメラニンという成分が紫外線に反応して、体内に入る紫外線の量を調整しています。
しかし、日頃紫外線を浴びる量が少ない方は、メラニンの生成が十分ではありません。
そんな状況で強い紫外線を浴びると体内に大量の紫外線が入ってきてしまい、体内のタンパク質が異質化します。
すると免疫細胞が異質化したたんぱく質を『外敵』と判断して攻撃を始めます。
これが光線過敏症になる原因です。
光線過敏症に女性が多い理由
女性は紫外線を浴びないように万全の対策をされる方が多いですが、そういった方はメラニンの生成が十分でないことが多いです。
そう言った方が急に紫外線にさらされるとメラニンが十分に働かず、光線過敏症になってしまうというわけです。
男性は女性と違って日焼け止めをする方も少ないですし、化粧もする方も少ないです。
男性は女性よりもメラニン色素が十分に働く方が多いと言えます。
光線過敏症の原因【湿布薬】
光線過敏症になる原因は紫外線だけではありません。一部の湿布薬でも光線過敏症になることがあります。
その原因となるのがケトプロフェンという成分です。ケトプロフェンは紫外線と反応すると皮膚のたんぱく質を異質化させてしまいます。
すると体内の免疫細胞が反応してこのたんぱく質を攻撃。光線過敏症の症状が現れるというわけです。
医師から処方される湿布薬は効果が高い反面、ケトプロフェンが含まれる湿布薬が多いです。
基本的に処方される際に「太陽光に注意してください。」という注意は受けます。またパッケージの裏側に注意書きとして書かれていますので確認するようにしてください。
湿布薬を剥がしてもしばらく体内にケトプロフェンは残っていますので、しばらくは紫外線に注意するようにしてください。
光線過敏症の対策
光線過敏症の対策方法は二つあります。
一つは徹底的に紫外線を避けること。
日焼け止めをこまめに塗ったり、衣服などで紫外線を徹底的に避けましょう。
もう一つの方法は体を紫外線に徐々に慣らす方法です。
いきなり強い紫外線を浴びることで光線過敏症を発症するのなら、徐々に慣れれば問題ないということです。
『光線過敏症の原因は?【必見】症状と対策法を大公開!』のまとめ
最近、光線過敏症を発症する方が増えているそうです。
紫外線を避ける生活をしている人が増えていることや、環境の変化などが大きな原因のような気がします。
光線過敏症にならないよう、皆さんも注意してくださいね♪