スーパー和食とは、理想的な栄養バランスを備えた和食のこと。
そもそも『和食は健康によい』と言われていますが、和食の全てが健康によいと言うわけではありません。
では一体どんなものがスーパー和食なのでしょうか。世界一受けたい授業で紹介されていた内容をまとめてみました。
スーパー和食とは?
スーパー和食のモデルとなる食事は1975年の食事です。
スーパー和食の特徴:その一
いろんな食材を少しずつ食べること
スーパー和食を食べていた頃の食事は少しずついろんな食材を使った料理を食べていました。おからの炒り煮や豚汁はいろんな食材が入っています。
ですが現代の食事は欧米化が進み、さらには単品のものだけを摂取することが多いです。これでは栄養バランスが悪すぎます。
スーパー和食の特徴:その二
卵や大豆をよく食べること
また卵や大豆をよく食べていたことも体に良い理由でした。
現代の食事は肉を食べることが多いため、脂質の摂取量も増えてしまっています。
一日に一個から二個、食べるようにしましょう。卵の食べ過ぎでコレステロールが上がるということはありません。これは間違いであることはすでに証明されています。
スーパー和食の特徴:その三
発酵調味料をよく使うこと
味噌や醤油、みりんなどはすべて発酵食品です。何千もの成分が含まれており栄養価も高いので、是非摂取したい食材です。
特に味噌汁はおすすめだそうです。一日に二杯程度は飲みたいところ。なお味噌汁を飲み過ぎると高血圧になると言われていましたが、一日に3杯程度なら影響はないそうです。
1975年代のスーパー和食では、塩分を控えるためによく使われていたものがあります。それが『出汁(ダシ)』です。
最近でもダシの重要性が見直されており、栄養バランスを考えて提供されるタニタの食堂などでは、ダシをしっかりと出した食事を提供しています。
スーパー和食が体に良い理由
1975年の摂取カロリー量は実は現代よりも1.2倍ほど多いそうです。しかし、糖尿病になる人の割合は現代ほうが遥かに多いのです。
また、スーパー和食にはがんを抑制する効果があることもわかっています。
マウスを使った実験によると、例えば肝がんの発生数で言うと1975年に食べられていた食事(スーパー和食)を摂取しているマウスに比べ、2005年の食事を摂取しているマウスの方が4倍も多く見られたようです。
今の食事を見直し、できるだけスーパー和食に近づけた食事にしたいものですね。
スーパー和食に近づける方法
とにかくいろんな食材を食べることが重要。コンビニ食でもスーパー和食にすることは可能。世界一受けたい授業で紹介されていた、簡単な方法をまとめました。
例えば、おにぎり二個を食べるなら、おにぎり一個+サンドイッチにする。
牛道大盛りを食べるなら、並盛り+サラダ+たまごなどのサイドメニューをつける。
これだけでかなりスーパー和食に近づけます。この程度なら簡単にできますね♪