最近流行しているジンジャーシロップ。ジンジャーシロップを使ったことで「体の調子が良くなった!」「冷えが解消された!」など、体調が良くなった人も多いようです。
あさチャンでも紹介されたジンジャーシロップの作り方と、ジンジャーシロップを使ったレシピを紹介します。
ジンジャーシロップの効果
ジンジャーシロップに含まれるジンジャー、つまり生姜にはいろんな効果が期待できます。
生姜の効能には血管を拡張して血流を良くするという効果があります。血流が良くなると体温が上がり代謝が良くなります。
また免疫力も上がりますし、むくみ解消にも役立ちます。冷え解消にも高い効果があります。
生姜は加熱するとさらに効果がアップ!
ジンジャーシロップを作る過程で『火にかけて煮詰める』行程があるのですが、この行程が生姜の効果をさらにアップさせます。
生姜の効能の成分はジンゲロールというものなのですが、ジンゲロールは加熱するとさらに効果の高いショウガオールという物質に変わります。
ショウガオールはジンゲロールよりも体温を上げる作用や代謝を上げる作用、発汗や尿を出す効果が高いのです。
またジンジャーシロップに使う鷹の爪も代謝を上げる効果があるため、ジンジャーシロップは冷え対策に高い効果が期待できるのです。
ただし、ジンジャーシロップに使われている砂糖には体を冷やす作用があります。
また砂糖は血糖値を上げますので、糖質が気になる方は体に吸収しない糖(ラカンカやエリスリトールなど)を材料にして、分量を調整して使うとよいでしょう。
ジンジャーシロップの作り方
【材料】
生姜・・・300g
きび砂糖・・・300グラム
水・・・・480ml
ローリエ・・・2枚
鷹の爪・・・一本
粒こしょう・・5粒
レモン汁・・・少々
- 生姜は皮をむかずに2m幅に切ります。(農薬が心配なら皮を向いても良い)
- 鍋に生姜を入れ、きび砂糖を満遍なくかけて生姜にコーティングするように混ぜ、2時間放置
- ローリエ、鷹の爪、粒こしょうを市販のお茶パックに入れて中身が飛び出さないようにしてから2の鍋に入れ、水を入れて火にかけます
- 沸騰したらアクを取り、中火で30分煮詰めます
- 火を止めてレモンを絞り粗熱をとります。
- 最後にザルで濾せばジンジャーシロップの完成です。
消毒した容器にジンジャーシロップを入れ、冷蔵庫で保存しましょう。
作ったジンジャーシロップは2週間ほど保存可能です。
ジンジャーシロップのレシピ
ジンジャーシロップは飲み物や料理などに使えます。
【ジンジャエールのレシピ】
ジンジャーシロップ適量を炭酸水で割り、ミントとレモンを加えればジンジャエールの完成です。
【チャイスムージーのレシピ】
シナモンミルクティーとジンジャーシロップをミキサーにかければチャイスムージーの完成です。
【ジンジャーシロップのたれを使った冷麺のつけダレ】
材料
トマト・・・一個
種なし梅干し・・・一個
ジンジャーシロップを作った時の生姜スライス・・・数枚
オリーブオイル・・・適量
めんつゆ・・・適量
ジンジャーシロップ・・・適量
作り方
- トマトを一口大に切りフードプロセッサーに入れます
- 種を取った梅干と生姜スライス、オリーブオイル、めんつゆ、ジンジャーシロップを加えて、トマトがペースト状になるまで混ぜれば完成。
【生姜味噌】
ジンジャーシロップを作ったときの生姜スライス、みそ、塩、料理酒、しょうゆ、ジンジャーシロップをフードプロセッサーに入れよく混ぜます。
混ぜあわせたものを鍋に入れ弱火にかけ、少し水分を飛ばせば完成です。
生姜味噌は肉の下味を付けるときなどに使えます。
『ジンジャーシロップの作り方とレシピ』のまとめ
あさチャンでも紹介されていたジンジャーシロップ。
そのまま割って飲み物として活用することもできますし、料理のレシピに使うこともできます。
万能調味料の一つとして役立つことは間違いなしですね♪